突然ですが、皆さんは、最近黄昏れていますか。
私たちは都市の柵の中で生活しています。
ぞっとそびえるビル群、人ごみ、雑音、、、、、、
社会は様々な地位・役割で形成されています。その社会は他者と関わりを持たなければ成り立たない仕組みです。しかし、どうでしょう。こういった他者との関わりを持ちながらも、仕事や人間関係、大学の課題、SNSなど、向かい合っていかなければならない現実からちょっとでも離れたいと思ったことはありませんか?
疲れることを忘れている人もいるかもしれません。
ちょっと一息つきませんか。
そこで私たちは都市の生活から一時的に開放されるため、黄昏れる場所として郊外を提案します。
都市はきらきらしていて、一日中働き続けています。
一方で郊外は夜になると、暗くなりひと気もなく静かで、マイナスな印象です。
そこで私たちはそのネガティブな夜の郊外を黄昏れ場所として提案します。
空き家は取手アート不動産にあるよい「気」のある家を使用します。
ここはオーナーが経営する「黄昏家(たそがれや)」という宿で、黄昏人が集まり、一緒に食事や映画鑑賞等、夜を楽しむ場所です。
チェックインは黄昏刻。
チェックインをしたら、木の下、ビルの横、公園の滑り台、商店街のベンチ等、郊外の中にある様々な場所の中で、あなたのお気に入りのスポットを見つけ、自由に黄昏れます。
黄昏れ場所はあなたが見つけた場所。あなたが良いと思った場所。
たった一人の感情で生まれた黄昏れ場所にはあなたが作った灯りを置きます。
あなたの黄昏れを見守る灯りはどんなカタチでしょうか。
暗く、静かだった郊外の団地には小さな光がぽつぽつと生まれ、それは増え始めます。
団地だけでなく、個々の光のアートが溢れ出し、次第に郊外全体が明るくなります。楽しい夜の始まりです。
あなたの黄昏れが、郊外をちょっと明るくするかもしれません。
▼予算
制作費:応相談
アーティストフィー:応相談
黄昏家
2015.1.31
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