市川ヂュンによる「常磐線スペシャルトレイン運行計画(仮)」
文化住宅を改装し、常磐線の「車輛基地」を作る。家屋内に彫刻作品としての鉄道車輛を設置。この車輛は作家である私が作ったものであり、現実の線路上を走行できる能力を持つ。これは福島県内の常磐線運転見合わせ区間の線路上を、「臨時列車」として鑑賞者を乗せ走るという計画のために作られるもの。運転見合わせ区間とは、福島第一原子力発電所の事故の影響により制定されている避難指示区域を通る、常磐線の9駅間のことである。常磐線と福島第一原子力発電所は最も近い所で、1.5km程度という近さにあり、そして常磐線と拝借景(私の震災当時の住居)は30m程度の近さである。この計画は常磐線という交通機関と、それを通して感じることができる「近さ」や「距離感」をヒントに、「福島」に可能性を描くことを目指す。
▼予算
制作費:〜500万円
アーティストフィー:〜100万円
茨城県取手市における文化住宅復活・保存プロジェクト第一プラン
2014.11.30
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