あしたの郊外について考えた時、予測のつかない未来に対して有効な解決策はすぐに見付からないと思った。
日本人的な発想かもしれないが、問題に対して明確な態度を取らず、態度を保留してみる。
その上で、いずれ再び浮かび上がる時の準備なら、建築的に提案出来ると思った。
ここでは、郊外の問題をニュートラルな位置に戻すことを提案してみたい。
建物の表面を覆っているものを解体して骨組みだけの状態にする。
空き地にもせず、空き家にもしない。
ただニュートラルに、骨組みの状態で次の段階を待つ。
木造の建物を軸組の状態で貸すという試みは、まだ無いと思われる。
希望に満ちた「あした」を想像させる場所となればと考えている。
▼予算
制作費:〜500万円
アーティストフィー:〜50万円
ニュートラル フレーム
2015.2.8
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